ほさか栄次のブログ

ほさか栄次のブログです。

10年連続で人口(特に若者)増加の明石市

10年連続で人口(特に若者)増加の明石市

明石市の泉市長は、5つの無料化政策などで、子育て支援に力を入れ、若者を呼び込み、人口増につながった。宇都宮市でも、無駄な公共事業の予算を省いて、子育て支援に回せば、十分可能なこと。そのためには、市長選で市民の立場になった市長の当選が課題でもある。

 今回は、泉市長の政策を以下紹介します。

 

泉房穂市長は、「子どもに冷たい社会に未来はない」との考えで、子育て予算を大幅増額し、所得制限なしで「5つの無料化」を実施
・18才までの医療費
・第2子以降の保育料
・中学校の給食費
・公共施設の遊び場
・おむつ定期便(0才児見守り訪問

泉市長が提起する、日本の子ども支援に足りない「発想・カネ・ヒト」の3要素とは。

①「発想」=子どもを応援することが未来をつくる

・子どもにやさしいまちづくりをすれば地域経済も回り、税収が増え、それを財源として市民サービスも向上し、子どもから高齢者まで誰にとっても住みやすい街になる。現に明石市は主要税収入が8年で32億円増加。こうした発想の転換が日本は不十分。

② 「カネ」=子ども関連予算

・日本は諸外国の半分以下しか子どもの施策にお金を使ってない。私は市長に就任した際、子ども関連予算は従来の2倍以上に増額した。それでも諸外国に比べれば少なく、ようやく欧州並み。

③ 「ヒト」=子どもに寄り添う人材の確保や育成

明石市が子ども施策に力を入れられるのは、子どもを担当する職員数を3倍以上に増やしたから。中央省庁から出向していただく人材だけでなく、全国公募で法務職(弁護士)、福祉職、心理職、DV相談員などの専門職や企業出身者など、多方面から有能な人材を常勤の正規職員として採用。児相職員の人材育成や学童保育の支援員の認定資格研修などにも取り組んでいる。こうしたことはほかの国では当たり前にやっている。

 

〇12年に及ぶ議会と対立してきた泉市長は、2023年3月末で辞職

その後、4月の市長選では、市長後継の丸谷さとこさんが圧勝。

丸谷 さとこ(泉市長支援)77,017票

林 けんた(自公支援)36,944

中川 ちょうぞう   4,995票

 

本市でも、泉市政から学ぶことは多い。