ほさか栄次のブログ

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9河川12ヵ所に監視カメラ設置

氾濫に備えてカメラ、水位計 宇都宮市きょう運用開始 

 

20191012日の台風19号は、宇都宮市でも田川の氾濫などで甚大な被害をもたらした。

 わたしも、当日夕方田川の増水の状況を確認したが、午後6時頃は、田川の橋すれすれまで水位がましたおり、氾濫する可能性が高いと思った。

 当日9時頃、堤防を越えた氾濫した。この状況を随時カメラで撮影し、市民に伝えることができたら、市民は危険性をより具体的に認識できると思った。

 そのカメラ設置と撮影がやっとできることになった。

 

撮影した画像や水位情報はインターネットで公開

宇都宮市は1日、市管理の9河川12カ所に設置した監視カメラと水位計の運用を開始する。撮影した画像や水位情報はインターネットで公開し、市民の自発的な防災行動にも役立ててもらう。市によると、市町の管理河川への水位計やカメラの設置は県内で初めて。

 新たにカメラや水位計を設置したのは、一級河川の奈坪川と石川、準用河川の駒生川と新川、鎧(よろい)川、越戸川、山下川、西川田川、大久保谷地川の9河川。2019年の台風19号で浸水被害があった場所など、大雨時の溢水頻度が高い場所で運用する。

 

市や防災関係者の効率的な監視体制や初動対応の迅速化に

得られた情報は、国や県の河川情報と合わせて国土交通省のサイト「川の防災情報」などで確認できる。市民に自宅2階への垂直避難や車両の移動など自発的な防災行動に活用してもらうほか、市や防災関係者の効率的な監視体制や初動対応の迅速化に役立てる。

 市は今後、水位変動の観測データを分析し、各河川に応じた最適な危険水位の設定を検討する。市河川課の担当者は「大雨時に河川を見に行くのは大変危険。安全な場所でサイトを活用し、防災活動に役立ててほしい」としている。

 

LRTは8月26日開業 

 5月31日の下野新聞は、LRTの開業日を8月26日で調整していることが分かったと報道した。また、6月2日に、記者会見し、日程と記念事業、また、昨年11月の脱線事故の最終報告書を公表する。また、今後、運輸開始予定、と報道した。

 詳細な報道は以下のとおり。

〇 記者会見は両市町と運行会社の宇都宮ライトレールが6月2日、駅東口の交流拠点施設「ライトキューブ宇都宮」で開く。

〇 市は当初、開業時期を昨年3月としていた。しかし21年1月、概算事業費が見込みの1・5倍となる684億円に膨らみ、開業予定を1年延期することを発表。22年6月には一部工事の遅れのため、再延期を表明していた。

〇  LRT整備事業は、JR宇都宮駅東口から芳賀町の芳賀・高根沢工業団地までの14・6キロ。市と町が施設を整備し、第三セクターの宇都宮ライトレールが運行する。18年6月に着工し、昨年11月に試運転が始まった。

〇 市は駅西側の整備計画も進めており、佐藤市長は昨年8月、「2030年代前半の開業を目指す」と表明した。整備区間は駅東口停留場から駒生1丁目の県教育会館付近までの約5キロ。