ほさか栄次のブログ

ほさか栄次のブログです。

栃木県、庁舎前の県有地利活用 2024年度内に方向性公表へ

 LRT西側延伸計画踏まえ、宇都宮市と意見交換


現在は芝生広場として活用されている栃木会館跡地(中央)=7日午後、宇都宮市本町

下野新聞は、以下のように報じた。

 栃木県の福田富一知事は7日の新春記者会見で、栃木会館跡地宇都宮市本町)など県庁前の県有地の利活用について、2024年度内に方向性を示す考えを示した。「現在は公表に向けて作業中の段階だ」と説明した。

どうなる?県庁前の広場 民間提案で活用案調査 郵便局跡地も 12月中旬に公表

 県庁前の県有地は約6200平方メートルの栃木会館跡地と、約2400平方メートルの旧宇都宮中央郵便局跡地がある。19年に解体された栃木会館跡地は芝生広場となり、現在はイベント会場として暫定活用されている。

 県は23年度に民間事業者から利活用のアイデアを募る「サウンディング(対話)型市場調査」を実施。10事業者が医療、教育、商業、居住機能などを備えた施設の整備を提案していた。

 24年度は47都道府県や政令市を対象に、県庁・市庁舎周辺の公有地の利活用事例を調べたほか、利活用のイメージを具体化するために提案事業者への補完調査などを行った。

 次世代型路面電車(LRT)のJR宇都宮駅西側延伸計画も踏まえ、宇都宮市との意見交換も重ねているという。

 

【視点】

 栃木会館跡地と郵便局跡地は、8,600平方メートルの広大な敷地の有効活用案の作成について、以下提案したい。

  1. 多機能型複合施設の設置(目的、医療、教育、商業、居住などの機能を一体化することで、多様なニーズに対応。

地域医療センター、子ども向け学びの場、地産地消型商業スペース:地元農産物の直売所。環境に優しい住宅

  1. 緑地公園と文化施設(目的: 自然との共生を推進し、県民の憩いと交流の場を提供。

敷地の一部を広場や芝生広場として開放、野外ステージや音楽堂を設置、栃木県の歴史や文化を紹介する展示スペース。

その他、観光拠点と地域ブランド発信施設などが考えられる。

いずれにしても、案を作成する段階から、下記のような市民意見などを取り入れる手法が大切ではない

  • 市民参加型計画: ワークショップやアンケートを通じて県民の意見を反映。
  • 官民連携: 民間事業者との協働で、経済性と公共性を両立。