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「西側は路線バスで十分」LRT反対派団体が延伸撤回求め質問書 宇都宮市長宛て

 下野新聞は、以下のように報じた。

 

 市民団体「宇都宮市LRTに反対し公共交通を考える会」は23日、次世代型路面電車LRT)のJR宇都宮駅西側への延伸撤回を求めて、佐藤栄一市長宛てに質問書を提出した。

 駅西延伸を目指し、市は2025年度に軌道建設に必要な特許を国へ申請する方針。同団体の上田憲一(うえだけんいち)代表は「西側は路線バスで十分」として、大通りの道路機能確保策やLRT延伸の必要性など6項目を質問している。

 市議会にも同日、議会運営に関する要望書を提出した。

 

 また、駅西周辺整備計画については、5月10日の下野新聞では、以下のように報じている。


 
バスと車の動線分離 JR宇都宮駅西口周辺整備計画 宇都宮市、LRT西側延伸踏まえ素案

 宇都宮市は9日、JR宇都宮駅西口周辺地区整備基本計画の第2回策定懇談会を市内で開き、次世代型路面電車(LRT)の西側延伸を踏まえた駅前の新たな交通動線の素案を提示した。現在、車両のアクセスが集中する宮の橋交差点から駅西口までの駅前大通りはバスとLRTの通行のみとし、タクシーと一般車は博労町交差点方向に振り分ける。2方向のアクセス路を整理することで、駅前広場への一般車両の流入を抑制。歩行者動線との分離も図り、歩行者の横断待ちによる車の滞留を解消していく。

 動線の再配置は、同駅西口周辺を人中心のゆとりあるにぎわい空間として安全な活用を図るのが狙い。駅の東西自由通路から田川付近までをつなぐ歩行者空間を中心とし、南側にバスターミナル、北側にタクシー乗降場と一般車の駐車場を配置する。市中心部へのアクセス路を分け、歩行者と車両の交差を避ける。

 約10年後のLRT西側延伸に向けた駅前広場整備で交通機能を再配置し、周辺民間街区の整備と合わせて歩行者空間の拡張を図る。

 素案ではそのほか、駅や駅前広場付近を広域的な交流拠点「駅まち空間」に位置付け、市中心部への「大通り軸」や東側とつなげる「東西軸」など東西南北に延びる四つの軸を提示。各軸の地域特性を示し、今後の軸形成への取り組みイメージを掲げた。

 同計画は、駅周辺の約30年後の将来像を描き、整備推進へ官民で共通認識を図るのが狙い。昨年12月に初会合が開かれ、今後、より具体的な駅前広場整備計画や4軸の整備方針などを協議する。

 

【視点】 LRTの駅西側への延伸のの具体的計画を市民に公表し、市民の意見聴取を。

  JR駅西側のLRT整備計画は、25年の国へ認可申請し、2030年代前半に開業を予定している。

 今月10日に、駅西口から宮の橋交差点までは、大通りにはLRTとバスのみ通行し、タクシーや一般車は通行できない旨が発表された。今の時点になっても、駅西口から県教育会館までの約5キロの大通りをどうするか、路線バスは何台位走らせるのかがバス業者との間で話が詰められていない。

車通行もできるのか否かも未定、宮祭りやジャパンカップサイクルロードレース開催の可否も未定、東武駅交差点や桜通り交差点のバスターミナルの愚弟的計画も未定未公表。経費も、概算で約400億円としているが、それを超えるのは明らか、実際いくらかかるかも、現在に至っても未定、未公表。

 西側整備計画の是非や、具体的計画についても全市民のアンケート調査なども実施せず。

 早急に、西側整備の具体的計画を市民に公表し、市民の意見を聞くべきである。