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わがまちの変遷 宇都宮・清原工業団地 県内最大、市税収に貢献

わがまちの変遷 宇都宮・清原工業団地 県内最大、市税収に貢献

 下野新聞は、清原工業団地の実態について、以下のように報じている。

清原工業団地の航空写真】

 キヤノンカルビー日本たばこ産業(JT)…。日本を代表する製造業が名を連ねる清原工業団地。総面積は約388ヘクタールに達し、内陸型の工業団地としては国内最大級を誇る。

 平出工業団地に続く工場誘致の拠点として、宇都宮市東部の鬼怒川左岸地域で造成が始まったのは1973年。総事業費407億円をかけ、県内で最も広い工業団地が完成した。74年に分譲が始まり、2017年に完売した。

 22年現在、化学工業や輸送用機械器具、食料品など製造業を中心に36の企業・組合が立地する。総従業員数は約1万3600人。1区画当たりの工場敷地面積が広いのも特色で、大型工場が目立つ。

 20年の県工業統計調査によると、製造品出荷額は1兆4070億円で、県全体の17%、市全体の77%。市税収入の1割も占める。

 「市のみならず、県内全域の経済のけん引役。子育て・共働き支援など住みやすいまちづくりにも寄与している」。市商工振興課の樫宿拓史(かしじゅくひろし)課長は、圧倒的な存在感と貢献度を評価する。

 清原中央公園をはじめとする公園緑地のほか、道路沿いにも街路樹が植栽され、緑豊かな景観が印象的だ。同公園を会場に、1984年に地方博覧会「とちぎ博」も開催された。

 宇都宮清原球場や市清原体育館、県グリーンスタジアム、テニスコートなどスポーツ施設が充実しているのも特徴。今年8月には次世代型路面電車(LRT)が開業し、停留場とトランジットセンターが設置された。多彩な顔を見せる工業団地に、LRTが走る風景が加わった。

【視点】  清原工業団地最多の従業者を擁するキャノンは、LRT開業後も、駅東口からの通勤を廃止せず。9月1日に確認したところ、6時〜7時5分の間に大型の通勤バスが19台、5分~2分間隔で発車。1万3600人の内、LRTで通勤従業者は何人いるのだろうか。