宇都宮市、芳賀町など4者 持続可能性をPRへ
下野新聞は、以下のように報じた。
宇都宮市は26日の定例記者会見で、芳賀町、宇都宮ライトレール、宇都宮ライトパワーとの4者共同で2025年大阪・関西万博にブースを出展すると発表した。次世代型路面電車(LRT)を基軸とした持続可能なまちづくりを国内外にPRする。
内閣府が企画したイベント「地方創生SDGsフェス ~リアル桃鉄で日本全国を新発見!~」に参加する。日程は5月28日~6月1日の5日間。屋内展示場「EXPOメッセ」が会場。同イベントには4者を含め、全国の自治体が計36のブースを出す。
4者のブースでは、パネルやジオラマ模型で、LRTが再生可能エネルギー100%で走る仕組みを解説。LRTのシート実物と車窓風景を写したモニターを設置した模擬乗車や、デジタルサイネージ(電子看板)による観光情報発信やLRTグッズの販売を行う。市によると、出展費用57万円に加え、ブース制作費などが必要となるという。
佐藤栄一市長は「全国トップを走る自治体として、多くの方に見てもらい、参考にしてもらいたい」と期待を寄せた。
県は期間中の6月27~29日の3日間、屋内展示場にブースを出展する。参加国の関係者と地域住民が交流する「万博国際交流プログラム」には、オーストリアとの交流を続ける那須塩原市が参加する予定。民間では、本県のご当地アイドルグループ「とちおとめ25」のステージ出演(9月8~11日)も内定している。
ブース作成参加費用は宇都宮市負担か、それとも4社共同か?
・大阪関西万博に、宇都宮市、芳賀町、ライトレール㈱、宇都宮ライトパワー(株)の4者共同で2025年大阪・関西万博に、LRを基軸とした街づくりをテーマに、ブースを出展すると発表。
・事業費用総額3460億円
(会場建設1250,運営600,パビリオン設置、デジタル関連800,その他810億円)
収入見込み総額(財源)3460億円、
(他入場料1500億(2800万人)、民間企業参加協賛金620億、グッズ販売100億。国620億、大阪府・市620億)
・万博の概要
・大阪・関西万博は、2025年4月13日〜10月13日に、大阪湾に作られた人口島(ゆめしま)で開催される。
・2014年に当時の橋本大阪徹大阪市長が万博構想を表明し、橋下氏を引き継いだ松井一郎知事(当時)や吉村洋文市長(現知事)が、この構想を具体化させ、大阪府・大阪市の提案を受け、2017年に日本政府が国として万博の開催地に大阪を推すことを正式決定した。