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宇都宮で堀江貴文さんプロデュースイベント 佐藤市長と対談 「LRT、他自治体も参考にするべき」


 下野新聞は、以下のように報じた。

 実業家の堀江貴文さん(51)のプロデュースによるイベント「HORIEXPO 2024 TOCHIGI」が10日、JR宇都宮駅東口のライトキューブ宇都宮で開かれた。佐藤栄一市長が堀江さんとの対談イベントに登壇し、まちづくりや公共交通について意見交換した。

 対談は次世代型路面電車(LRT)を中心に話題が進んだ。昨年視察した堀江さんは「すごく人乗ってますね。変わらないですか」と質問。佐藤市長は「今後、土日は落ち着いてくると思うが、平日利用が増えているので車両を新たに2編成発注した」と述べた。

 JR東北新幹線沿線のまちづくりに話題が及ぶと、佐藤市長は「ライトラインは新幹線の最終、始発に乗れるようにしている」と利便性を強調。堀江さんは「その連係は大事。本当にまちづくりを考えている。他自治体もぜひ参考にするべきだ」と評価していた。

 堀江さんはこのほかに有名人ら6人と対談。また、会場には堀江さんお勧めの飲食店ブースや企業の出展ブースなども設置され、大勢の来場者が楽しんでいた。

 

【視点】 報道記事からすると、堀江さん、「すごく人乗っていますね、その連携(新幹線と)は大事、本当にまちづくりを考えていますね」と、上辺だけの意見交換。高齢者や障碍者など、免許がなくても、「誰でも、どこへでも」の最大の目的にかなっているか、また、「朝夕の渋滞の抜本的解消」になっているか。

そもそも、1000億円以上もかけて、それに見合った効果があるのか。市は、2021年までは、駅東側について費用対効果を出していたが、費用が200億円以上増額になり、費用弁償(費用対効果)が「1」を下回った。行政は一般的に、費用弁償が「1」を下回れば、費用に見合った効果がないとして、事業をとりやめるが、市は「数字に表れない効果」があると、弁をにごし、代わりに「経済効果」なる数字を出すようになった。