宇都宮芳賀ライトレール線 運輸開始の認可を取得
宇都宮芳賀ライトレール線の開業に向けて,本市と芳賀町,宇都宮ライトレール株式会社において申請しておりました運輸開始について,国土交通大臣の承認を経て,本日,栃木県知事より認可を取得した。
〇経過
宇都宮ライトレール株式会社 代表取締役社長 高井 徹
・申請日 令和5年6月5日(月)
運輸開始認可に係る検査 令和5年7月10日(月)~7月14日(金)
・認可日令 和5年8月17日(木)
【佐藤宇都宮市長コメント】
本日,運輸開始の認可を取得したところであり,これにより,8月26日に
予定どおり,ライトラインを開業する運びとなりました。
これまでご協力賜りました,全ての皆様に対し,改めて,感謝申し上げま
す。
引き続き,芳賀町,宇都宮ライトレール株式会社とともに,安全運行を第一とし
て,皆様の期待に応えられるよう,取り組んでまいります。
本日,運輸開始の認可をいただくことができ,大変嬉しく思っています。
これまで,様々な形でご協力,ご支援を賜りました多くの皆様に,改めて感謝を申
し上げるとともに,8月26日の開業に向けて万全を期してまいります。
【高井宇都宮ライトレール株式会社代表取締役社長コメント】
これまで本事業に多大なるご協力,ご支援を賜りました,すべての皆様に対し,改
めて深く感謝申し上げます。
引き続き,宇都宮市,芳賀町とともに,安全を第一に,お客様へ快適で便利なサー
ビスを提供し,地域に愛され,信頼される企業を目指してまいります。
開業日は午前10時から開業式と発車式、パレードなどのイベントをJR宇都宮駅東
口で予定。一般の運行開始は午後3時以降となっている。
同線は同駅東口から芳賀・高根沢工業団地までの14・6キロ。19の停留場を設置す
る。両市町が施設を整備し、同社が運行を担う。総事業費は684億円。
【視点】
渋滞問題、1日16318人という需要見込みの問題、高齢者・障害者の外出支援、定住促進等利便性向上の問題、平石中央小前の遮断機のない踏切などの安全性問題、市民合意の問題等課題は山積み。
公表されている総事業費が684億(消費税込みで約750憶)円、その10分の1をかければ、路線バス、ミニバス、デマンドタクシーにより、市民の足が確保できると思うのだが。
26日に開業するが、利用状況、市民県民の評価はどうなるのか注視したい。
2023.8.18 14時52分撮影(平石停留所西側)