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朝堂院大覚氏が、記者会見で、小池さんは嘘を取り消し、出直してと語った。

Smart FLASHは、以下のように報じた。

 

「小池さんはカイロ大を卒業していない」都知事の父を支えてきた“最後のフィクサー”都庁で「緊急会見」で語った中身


小池百合子都知事について会見を開いた朝堂院大覚氏

 

 現職の小池百合子知事が6月12日に、東京都知事選の3選出馬を正式表明する意向だ。その前日の6月11日、都庁で朝堂院大覚氏が緊急の記者会見を開いた。

 朝堂院氏は、大阪にある空調設備工事会社・ナミレイの元会長です。1982年、高砂熱学工業に対して業務提携を強要したとして逮捕され、懲役2年執行猶予4年の判決を受けている。ナミレイ会長時代はパレスチナ解放機構アラファト議長の来日に尽力し、法曹政治連盟総裁に就任するなど、“最後のフィクサー”の異名でも知られていた。

 

真実を述べて、嘘を取り消し、出直してくれ!

 

 朝堂院氏は、小池知事のカイロ大学卒業という学歴が詐称ではないかという疑惑について、会見で「真実を述べて、嘘を取り消し、出直してくれ」と語った。両者の間には、意外な接点があった。

 

「もともと、小池さんの父親の勇二郎氏は、エジプトから石油を輸入する会社をやっていた。ところが、会社が倒産してしまう。その会社の倒産整理を引き受けたのが、私だった。私は勇二郎氏に『油を購入していたエジプトに行ったらどうだ』と提案し、私が資金援助して、カイロに日本料理店を開いた。当時、小池(百合子)さんは関西学院大学の1年生だったが、会社が倒産して学費が払えなくなったので、同大学を退学、父親ら家族と一緒にカイロに渡った」

 カイロに渡った小池知事は、1年間、アメリカンスクールに通い、その後、地元の有力者と父親の尽力でカイロ大に2年生として編入したという。

アラビア語がしゃべれないし、書けない。だから、アラビア語だけの試験は、おそらく白紙だったと思う。落第して3年生には上がれなかった。結局カイロ大を中退した」

 

 カイロ大を中退した小池氏は、「カイロで空手の雑誌を創刊したいから資金援助してほしい」と、朝堂院氏に頼んだという。これに対し朝堂院氏は400万円を用立てた。

 

「空手雑誌は1年ほどやっていたが、『空手は儲からない』といって、やめてしまった。それで、小池さんは東京に戻るというので、神田にある私の事務所でしばらく働いてもらうことにした。大学に通いながら、空手雑誌を作っていたわけじゃない。大学を中退して次の仕事をしたいというから資金を出した。だから大学を卒業なんてしていない」

 これまで、学歴詐称問題について小池知事は「カイロ大が卒業を認めている」として、詐称疑惑を突っぱねてきた。あえてこのタイミングで朝堂院氏が会見をおこなったのは、「政治家が嘘をつきまくると、国が亡びる」という朝堂院氏の思いからだったという。

【視点】 小池都知事学歴詐称、元側近小島氏に次いで朝堂院大覚氏も公表

小池都知事の元側近・小島敏郎氏が「今後小池知事がカイロ大卒との経歴をもとに選挙に出馬した場合、公職選挙法違反の罪で刑事告発する」と表明している。

 小池氏のカイロ大学時代前後を良く知る朝堂院大覚氏が11日に記者会見を開き、「小池氏はカイロ大に2年編入したが、アラビア語は話せず書けず、進級試験はほぼ白紙で落第し中途退学した」と発言。小池氏の12日の記者会見と共に20日の都議選告示日の学歴にどう書くのか注目。