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宇都宮市長選、毛塚氏が出馬を正式表明 

LRT西側延伸継続」 しがらみない市政運営を

出馬会見で決意を述べる毛塚氏=11日午後、県庁記者クラブ

 

 11月27日の任期満了に伴う宇都宮市長選で、市出身で元茨城県つくば市副市長の毛塚幹人(けづかみきと)氏(33)=宇都宮市三番町=が11日、県庁で記者会見し、立候補を正式表明した。次世代型路面電車(LRT)のJR宇都宮駅西側延伸などは継続する一方、県立美術館などを移転する県の「文化と知」の拠点整備の計画地について、LRT西側沿線への見直しなど、新たな発想からの都市経営の実現を訴えた。市で初となる女性副市長の公募も挙げた。

 現在の佐藤栄一市長の市政運営に対しては「功績をたくさん残してきた。良い面を引き継ぎ、さらに発展させたい」とした上で「(5期)20年間、取り組んでいるので地域と距離が生まれている。新たな発想と新しいリーダーが必要」と訴えた。

 具体的な政策としては、LRTを軸にしたまちづくりの推進、発信拠点として東京オフィス強化などを列挙。県に対して意見を言える関係を築くなど、しがらみのない市政運営を行いたいとした。

 目指す市長像を「会える市長」とし、市民との対話、女性副市長を公募しジェンダーギャップを解消する目標も掲げた。

 毛塚氏は宇都宮高、東京大法学部卒。財務省職員を経て2017年につくば市副市長に就任し4年間務めた。

 

【視点】宇都宮市の現状と課題をどう捉え、市民の暮らしを守り向上させるための具体的施策について、伺いたいものである。