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特有の決まりに疑問 「議会見直し必要」7割 新人議員アンケート

特有の決まりに疑問 「議会見直し必要」7割 新人議員アンケート

23とちぎ統一選から半年

 標記について、下野新聞は、以下のように報じた。

 

 4月に行われた統一地方選(県議選・10市町議選)では、当選者の2割を占める計57人の新人議員が誕生した。統一選から半年がたち、下野新聞社は31日までに新人議員に課題などを聞くアンケートを実施。議会で見直した方がいいところがあるかを尋ねたところ、7割が「ある」と答えた。

 最も多かったのは「慣習・ルール」、次いで「議会制度」だった。長らく活性化や新陳代謝が課題とされてきた地方議会で、新人議員の多くが議会特有の決まりなどに疑問を抱いている現状が浮き彫りになった。

 アンケートは10月中旬に実施した。4月に選挙のあった県議会と、宇都宮、足利、小山、真岡、矢板、益子、茂木、市貝、芳賀、野木の10市町議会の新人議員を対象に配布し、9割に当たる51人が回答した。

 「所属議会で見直した方がいいところがあるか」の問いには、38人があると答え、「ない」(13人)の3倍に上った。

 あると答えた人に複数回答で具体的な内容を聞いたところ、「慣習・ルール」が最多の21人。「議会制度」12人、「定数」11人、「報酬」10人、「その他」6人と続いた。

 自由記述では、本会議での一般質問に関して「執行部との事前の擦り合わせは不要。議会に緊張感が生まれず、質問通告のみで十分」「質問の全文提出を求められる。答弁が分かりづらく、日常的に使われている言葉に換えてほしい」といった回答があった。

居眠りや聞き苦しいやじが飛び交っている

 「居眠りや汚いやじが横行している」「一般質問で聞き苦しいやじが飛び交っており、規制すべきだ」など議員の態度を問題視する意見や、「質問通告をいまだに書面で行っている。導入した電子機器を活用すべきだ」との不満、議員同士で「先生」と呼び合うことへの違和感を指摘する声もあった。

 政務活動費に関しては「他市と比べ高額だと感じた」と答える人がいる一方、「適用範囲が限定的で、報酬で賄うことも少なくない」などと、見直しを求める意見が複数上がった。報酬に関しては「議員報酬だけでは生活が厳しい」「金銭的な生活不安がなく議員活動ができる環境を整える必要がある」などと訴え、増額を求める意見もあった。

 

【視点】  「聞き苦しいやじたとびかっており、規制すべき」との意見に同感。傍聴者には厳しく注意、きかなければ退場をさせる、議員のやじも、規制すべき。