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新人議員半数「有権者の関心低い」 4月の統一地方選、投票率が過去最低 若年層対策でSNS活用

新人議員半数「有権者の関心低い」 4月の統一地方選投票率が過去最低 若年層対策でSNS活用

 下野新聞は、以下のように報じた。

 

 下野新聞社が実施した新人議員アンケートで、半数の議員が「議会に対する有権者の関心が低い」と感じていることが分かった。「関心が高い」と回答した議員は2割にとどまった。4月の統一地方選では県議選、選挙戦となった8市町議選全体の投票率はいずれも過去最低を更新。新人議員の多くは特に若年層の関心の低さを懸念し、対策として交流サイト(SNS)での情報発信に取り組む傾向が目立った。

 

 アンケートは10月中旬、統一選(県議選・10市町議選)で当選した新人議員57人に配布し、9割の51人が回答した。

 議会に対する有権者の関心について「低い」と感じている議員は12人(24%)、「どちらかというと低い」は14人(27%)だった。「どちらとも言えない」は15人(29%)。

 これに対し、「高い」と回答したのは1人(2%)、「どちらかというと高い」の9人(18%)を加えても全体の2割だった。

 国政や市町議会に比べ、全国的に有権者の関心が低いとされる県議会に限ると、回答した10人のうち5人が「低い」「どちらかといえば低い」と答え、残り5人は「どちらとも言えない」だった。

 今春の県議選の投票率は38・02%、8市町議選全体の投票率は39・68%で、ともに3割台にまで落ち込んだ。

 アンケートでは、関心が低いと感じる理由について「投票率の低さが物語っている」「若者の政治離れを感じている」「誰が議員になっても政治は変わらない、議員に無駄な税金が使われていると思われている」などの意見が上がった。

 今後については「SNSを活用し若年層にアプローチする」「出前議会などにより、若年層や有権者に接する機会を増やす」といった取り組みが提案された。

 

【視点】 新人議員アンケート結果として、議会への関心低いが51%、高いが10%。議会や市政への関心は、投票率に顕著に表れている。県議選38・02%、8市町議選全体の投票率39・68%で、ともに3割台。若者の政治離れを感じている」「誰が議員になっても政治は変わらない、思われている」などの意見。教育の場で政治が自由に教えられない、自由に議論できないという教育制度にも問題。また、地域コミセンなどでも、政治活動の制限など、行政組織も自由に政治活動の議論ができにくい制度。こういう制度改善も必要ではないか。