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23年栃木県内路線価 LRT沿線開発進む 郊外下落、二極化続く

下野新聞は、次のように報じた。

 関東信越国税局が3日公表した2023年分の路線価は、県内トップの宇都宮駅東口駅前ロータリーが4年連続で上昇するなど、宇都宮市中心部で上昇が目立った。次世代型路面電車(LRT)の8月開業を目前に控える中、同駅東側の沿線ではマンションなどの整備が相次いでおり、今後も上昇が見込まれる。一方、JR宇都宮線沿線以外は下落が目立ち、差は広がりつつある。

宇都宮駅東口前が、県内最高路線価

 県内最高路線価となった同駅東口駅前ロータリーはLRTの発着点で、昨年は複合施設ウツノミヤテラスや交流拠点施設ライトキューブ宇都宮など大型施設が続々と開業した。

 一方、足利、鹿沼署管内では最高路線価が4年連続で下落した。鹿沼市街地は利便性がより高い宇都宮線沿線と比較すると、土地需要が下がり、地元の不動産業者は「地価が上がる要素が少ない。町の魅力をさらに上げて人口増加につなげるほかない」と説明する。

 大田原署管内の那須塩原市は一部で道路整備により下げ止まりが見られるという。ただ鈴木会長は「首都圏から距離があり経済の回復が遅れており、地価の下落傾向は続いている」と指摘した。