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LRT沿線施設と連携も スポーツ核にまちづくり 宇都宮市が新ビジョン

LRT沿線施設と連携も スポーツ核にまちづくり 

宇都宮市が新ビジョン

  先月24日に、下野新聞は以下のように報じた。

 スポーツを通して市民の暮らしをより豊かにしようと、市は1月23日、「スポーツを活用したまちづくり推進ビジョン」を策定した。市内にスポーツ資源が豊富なことから、産学官で連携し、スポーツツーリズムや健康増進につながる商品開発など、スポーツと多様な分野の施策を掛け合わせたまちづくりを進める。次世代型路面電車(LRT)沿線は大学や産業団地、スポーツ施設が集積しており、「東部スポーツウェルネスライン」として取り組みを強化する方針だ。

 ビジョンは新年度に予定されているスポーツと文化振興に取り組む新たな部の創設と連動した取り組み。スポーツを核とした分野横断的なまちづくりによって、市民のスポーツ実施や観戦が促され、「ウェルビーイング(心身の状態が良いこと)」が向上することを目的としている。

 ソフト面の取り組みとして「ひとづくり」「魅力創造・交流」「研究・産業」の3分野を掲げる。各分野の施策を充実させるため、体育施設整備といったハード面の取り組みなどを「基盤づくり」と位置づけた。

 また、市は大学や産業、スポーツ施設が立地し、東部総合公園の建設が進むLRT沿線地区に着目。東部スポーツウェルネスラインとして、産学官連携の相乗効果を期待する。

 具体的には、大学や企業の連携でスポーツの成長産業化を目指す。研究や実験の結果から、新ビジネスの創出や医療や介護サービスへの応用を想定する。

 ビジョン推進に向け、市は方向性の決定や新事業の具現化をけん引するプラットフォームを構築する。市政策審議室の稲葉寛(いなばひろし)室長は「スポーツのまち実現に向け、産学官のほか、スポーツや観光、社会福祉といった団体に協力を求めていく」と話している。