ほさか栄次のブログ

ほさか栄次のブログです。

宇都宮で中核市サミット 脱炭素など「宣言」採択

宇都宮で中核市サミット 脱炭素など「宣言」採択 

LRT快速の来春運行も表明

中核市サミットで宇都宮市の事例を発表する佐藤市長(右端)(下野新聞より)

 

 私も、このサミットに参加したが、分会会は佐藤市長がパネラーとして参加した「脱炭素」の部会と別の「子育て政策」の部会に参加。

 

「脱酸素」の部会等における佐藤市長の発言等について、下野新聞は、以下のように報じた。

 全国の中核市の市長が一堂に会する「中核市サミット2023」が1日、JR宇都宮駅東口の交流拠点施設ライトキューブ宇都宮で初めて開かれた。62の中核市の市長や副市長、市議ら約470人が参加し、子ども政策や脱炭素化の取り組みをテーマに議論を交わした。宇都宮市の佐藤栄一(さとうえいいち)市長もパネリストとして登壇し、8月に開業した次世代型路面電車(LRT)について「来年3月のダイヤ改正で、平日朝夕の運行を8分から6分間隔とし、快速も予定したい」と述べた。

 

 サミットは中核市市長会の主催で「未来世代への責任と実践」がテーマ。同会会長の木幡浩(こはたひろし)福島市長が「コロナ禍からは回復したが、物価高、人口減少、災害激甚化、デジタル化など基礎自治体の課題は山積している。国の動向を注視しながら、中核市の連携を密にしたい」とあいさつした。

 佐藤市長は脱炭素化に関するパネルディスカッションに参加し、LRTが開業1カ月で42万人に利用されている状況などを報告した。さらにLRTへの再生可能エネルギー活用、バスやタクシーの電気自動車(EV)化支援などの事例を紹介し「『もったいない』の気持ちで生活してもらい、カーボンニュートラルを緩やかに着実に進めている。要は市民、企業を巻き込むことだ」と強調した。

 基調講演やパネルディスカッションの議論を踏まえ、中核市サミットの「宇都宮宣言」を採択。子育てしやすい環境づくりや子どもの権利の保障、環境・エネルギー問題に対応した取り組みなどを挙げ、「持続可能なまちづくりを推進することで、夢や希望がかなう中核市を目指していく」と確認し合った。

 

【視点】 佐藤市長は、LRTについて「来年3月のダイヤ改正で、平日朝夕の運行を8分から6分間隔とし、快速も予定したい」と述べた、とのこと。車道と並走するLRTは、快速走行はできないはず。そうであるならば、快速はどの区間を走らせるのか。何分短縮になるのか。

また、「もったいない気持ちで生活してもらい」と述べとのことだが、LRTこそ、1000億円以上も税金を使い、「もったいない」のではないか。