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「たたかれても選挙圧勝」「なぜ、今」 川勝知事の辞職意向、地元は

「たたかれても選挙圧勝」「なぜ、今」 川勝知事の辞職意向、地元は


辞職の意向を表明した静岡県川勝平太知事(毎日新聞から)

 

 毎日新聞は、以下のように報じた。

 

 静岡県川勝平太知事が6月県議会をもって辞職する意向を示したことに、県内の関係者からは驚きの声が上がった。

 川勝知事は環境への影響を懸念して、JR東海が進めるリニア中央新幹線の静岡工区の着工を認めていない。市民団体「リニア新幹線を考える静岡県民ネットワーク」で共同代表を務める林克(かつし)さん(68)は取材に、「(川勝知事の辞職意向表明は)とても残念だ。深刻に受け止めている」と話した。

 林さんは「川勝知事はリニア事業より水と環境を優先し、トンネル工事による大井川の流量減少も全量を戻すようにと一貫してJR東海に訴えてきた。批判もされているが、県民のために当たり前のことをしてきただけだ」と評価。そのうえで、「あれほど軸を持ってJR東海と対抗できる人はいないのではないか。今後誰が知事になるか分からないが、同じような交渉ができるかは大いに疑問だ」と語った。

 川勝知事を知る静岡市のあるベテラン市議は「機を見るのに敏で、県民の支持を得るのがうまかった。女性にも人気があった」と振り返った。不適切発言がたびたび問題となったことについては「その場にいる人を盛り上げようとして、つい軽口をたたくところがあった」と擁護。その上で、「たたかれても選挙では圧勝してきた。どうしてこのタイミングなのか」と首をひねった。

 

【視点】

 JR東海のような大資本と闘うのは以下に大変なことと痛感。

 JR東海の裏には財界があり、財務省や、利権に結ぶついた保守議員の存在も推測される。ベテラン市議の「県民の支持を得るのがうまかった。女性にも人気があった」との評価を掲載しているが、箱物作りの利権政治に対峙し、議会やマスコミに叩かれ辞職に追い込まれながら選挙で圧勝してきた元明石市泉市長に似ている。

また、議会と対峙している安芸高田市の石丸市長ともにているようだ。

 宇都宮市LRTも問題が多々あり、民意を無視しているLRYに反対するのは、これも前期市長らに似たような批判にさらされ、市民の立場で反対貫徹は困難な道と思う。

 しかし、市民の立場に立って、市民の為ならない政策は批判し、市民のためになる市政になるよう頑張るのが議員の使命でもある。