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電気ガス代 10月、全社値上がり 物価高対策補助縮小にらみ

電気ガス代 10月、全社値上がり 物価高対策補助縮小にらみ

大手電力10社が30日発表した10月の家庭向け電気料金は、全社とも9月と比べ上昇した。大手都市ガス4社のガス料金も全て値上がりとなった。政府が物価高対策として実施している電気・ガス代への補助が半減することを反映させた。火力発電の燃料となる石炭などの資源価格は下落傾向だが、補助の縮小分が上回った。

 

東京電力は777円値上げ

標準家庭の電気料金の上昇幅は沖縄が1024円で最も大きかった。関西910円、九州875円、中部782円、東京777円、四国748円、東北741円、中国684円、北海道674円、北陸642円と続いた。

東京ガスは420円値上げ

ガス料金は東邦ガスが420円、東京ガスが408円、大阪ガスが406円、西部ガスが310円、それぞれ上昇する。

 

政府の補助は9月検針(8月使用)分まで、電気は使用量1キロワット時当たり7円、ガスは1立方メートル当たり30円を値下げしてきた。10月はこの半分となり、終了する予定だったが、政府は物価高に苦しむ家計の負担を軽減するため、補助を終了せず延長する方針だ。