ＬＲＴと乗用車が接触事故 宇都宮市、開業２例目
今月５日午後０時１０分ごろ、宇都宮市と栃木県芳賀町間を結ぶ次世代型路面電車（ＬＲＴ）が、宇都宮駅東口停留場近くで乗用車と接触した。乗客ら約１００人と乗用車側にけが人は確認されていない。ＬＲＴは８月２６日に開業。９月１日に乗用車と接触する初の事故が起きていた。
車から線路が見えず、LRTに気付かなかった
県警などによると、乗用車は、芳賀町方面に向かっていたＬＲＴの先頭車両の左前部に接触した。事故の影響で一部車両が運行を停止し、約３０分後に全線で運行を再開した。乗客約100人に影響した。
乗用車の運転女性は「初めてこの場所を車で走り、信号を見誤ってしまった。車から線路が見えず、LRTに気付かなかった」とのこと。
１０日間で２件の事故、今後何回事故が起きるか不安だ。
遮断機のない交差点（実質踏切）もあり、人身事故発生も危惧される。
